朝から配達、その後は片付け。
商品作りをこなしながら店の中を整頓、ここ数日はバタバタしていたので片付け甲斐がありました(笑)
本日は久々に制作風景画像を…
午前中にお渡しした花束、蔓を使ったタイプ…細かく画像を撮ったので作り方と簡単なポイントに触れてみようと思います~

使用する蔓/
度々出てくるドライ素材"マダラバイン"…ずっと前に廃盤の素材です。
蔓(バイン)選びのポイントはある程度の強さ(太さ)、加工しやすく扱いやすい柔らかさになります。
その点、マダラバインは最高、強くて柔らかいのに簡単に折れない。
その上、ロスが出ないし安価…抜群です~
風合いという点では他素材に少し劣る感じはありますが、色々と使った中ではダントツ、、、店のストックもないに等しいので再販を心待ちにしてます~

組む作業/
番線で組んでいきます~
ポイントは"お花を束ねたイメージを大事にすること"ですね。
お花やアウトラインのイメージをしっかり、バインがアウトラインになる訳じゃなく、お花を合わせて完成させるコトを忘れないように…

下準備1/
組んだバインに足(持ち手)を#16ワイヤーで付けます。
内側に湾曲したバインを2、3本束ねてパーツにしてワイヤリング、クッション用にドライのハイドランジャーもワイヤリング…どちらも#22ワイヤーを使用。

下準備2/
下葉を取り除き下準備。
花材はバラが2種(レディチャペル、レモンラナンキュラ)、カーネーションが3種(バイパー、ダークソニア、こまち)、エピデンドラム、リューココリーネ、ラナンキュラス、手まり草、ソネット系のSPカーネーション、ガーベラ、チューリップなどなど。
グリーンはユーカリ、あせび、ハラン、このてヒバを使います~

束ね作業1/
クッションになるグリーンとハイドランジャーから握ります。

束ね作業2/
中央からお花を束ねて行きます。
お花が窮屈な感じにならないように注意ですね~

束ね作業3/
だんだんと賑やかに、、、
この辺りになると沈み気味なお花も出てくるので小まめにチェック。
気になる箇所は後回しにせず、すぐに修正するのもポイント…後回しにすると忘れがちになりますし、素早く修正するコトで全体的なまとまりがはっきりします。

束ね作業4/
それぞれの役割をしっかりとまとめ、用意しておいたパーツで風合いをプラス。
お花が入っていくコトで最初のバインが隠れるので、隠れた部分と見えている部分のバランスを考えて足して行きます~

完成/
こんな感じで完成。
とても喜んで頂きました!