作品をつくろう! FLORIST REVIEW 2011

ども、、、

唐突ですが、昨日は横浜に行ってきました!
"FLORIST REVIEW"というコンテストの二次選考会に参加してきました。
昼食後に電車に飛び乗り、京都へ…そこから新幹線で新横浜、滞在時間は3時間ちょっと…帰りは大和八木で足止め、タクシーで1駅分移動して帰宅は0時半(笑)
電車に乗っていたのが7時間オーバー、、、ハードな移動でしたが、選考会ではしっかりとしたモノが作れたと思います。
良い知らせが届きますように。

今回は1次選考で作った作品に触れてみようと思います。
課題は"枝と花"、、、(規定はこちら)
サイズや使う素材も自由、5枚の画像をデータにしてエントリーです。

どちらかというと"枝モノ"にウエイトを置くつもりで取り組んだアプローチは2つ。
a、枝の素材自体を生かしたデザイン
存在感ある素材から躍動感や生命力といった部分を引き出す構成、そこにお花を合わせる感じ…完全に枝主動といった感じですね~
b、イメージするフォルムに枝を合わせたデザイン
分解した枝パーツで形を作る得意のワイヤーワークです、作るフォルムはお花に合わせたモノになるので…こちらは枝と花のウエイトが1:1に近くなる感じかと…

どちらにしても沢山の種類は使わないので、シンプルに素材の良さを引き出したいと感じました。

12月頭から色々と考えており、、、
年明けに山に入って素材探し、、、aを模索しながら受け皿でbといった感じ。
素材ありきのaですが課題的にはこっちかな~、、、柔軟性あるbも魅力…bなら蕾を付けた"こぶし"を使いたいな~と、、、
そんな中、中旬に仕入れた苔木(苔梅/blog12/25)にノックアウトされます(笑)
6、7本あった中の1本だったワケですが、"これなら絶対a!"と…デザインが決まります。
後は合わせるお花と、素材を生かせるフレームです。
お花は大好きな洋ラン…ビビットな色ではなく白や紫、それでいて主張あるモノを考えてオドントグロッサムの"ビーララ・スマイルエリー"を。
フレームはH鋼を使って溶接、こちらの様子も"1/22"に載せてます~

そんな感じで練り上げたモノを近くのスタジオに持ち込んで撮影しました~


201102016-1.jpg
作業風景/


店の前でセッティング、枝に貼ってあるマスキングテープはカット用の目印。
蘭の保水にグラスチューブを使用、それを支えるのはフレームと同じ鉄素材の結束線を使いました~


201102016-2.jpg
撮影風景/


私が通った小学校前のスタジオで撮影中。
私が小学生の頃から沢山の写真を撮ってくれた野口さん…撮影ありがとうございました!
サイズも大きかったので現場で組み上げました。


201102016-3.jpg
完成/


サイズは高さ1300、横幅と奥行きは枝先までで約1500。
1度上に上がり、下がって枝先が上がる姿が魅力…溢れるような躍動感と今にも咲きそうな蕾の数々に生命力を感じました。
H鋼の佇まいも大好き、ビーララの主張も◎…苔木いいな~